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ドォォオン!!
物凄い轟音が森に響き渡り、木々は次々に倒された。
そうして僕は森の家族を失った。
辺りには僕ら子供だけが残された。
刺すような強烈なお日さまからも、流されてしまいそうな台風からも守ってくれた家族はもういない。
次々と仲間達が倒れていく中で、僕たちは必死に生きた。
そして長い年月が過ぎ、僕らは父さんたちに負けないくらい大きく立派に育った。
ある日の事だった。
また奴等はやってきた。
僕らの必死の抵抗も叶わず、なぎ倒され、細かく切断された。
その痛みで僕の意識は途絶えた…。
目が覚めると僕は知らない場所にいた。
何故だか懐かしい匂いする。
父さん、母さん…お爺さん、おばあさんの匂いだ!
僕の体だった一部は、
家族の隙間にぴったりと嵌まった。
かつて森の木々だった僕ら。
より集まって、今は古いお寺の一部になった。
これが新しい僕らの森。
新しい森の家族だ。
物凄い轟音が森に響き渡り、木々は次々に倒された。
そうして僕は森の家族を失った。
辺りには僕ら子供だけが残された。
刺すような強烈なお日さまからも、流されてしまいそうな台風からも守ってくれた家族はもういない。
次々と仲間達が倒れていく中で、僕たちは必死に生きた。
そして長い年月が過ぎ、僕らは父さんたちに負けないくらい大きく立派に育った。
ある日の事だった。
また奴等はやってきた。
僕らの必死の抵抗も叶わず、なぎ倒され、細かく切断された。
その痛みで僕の意識は途絶えた…。
目が覚めると僕は知らない場所にいた。
何故だか懐かしい匂いする。
父さん、母さん…お爺さん、おばあさんの匂いだ!
僕の体だった一部は、
家族の隙間にぴったりと嵌まった。
かつて森の木々だった僕ら。
より集まって、今は古いお寺の一部になった。
これが新しい僕らの森。
新しい森の家族だ。
ファンタジー
公開:20/04/26 22:02
更新:20/04/27 18:27
更新:20/04/27 18:27
物語が好きで、自分でも書いてみたいと思い始めました。
コンマ一ミリでも、人の心を動かせる物語を描けるようになりたいです。
精進しつつ、楽しみつつをモットーに書いてていければと思っております。
よろしくおねがいしますm(_ _)m
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