冬眠

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ある日、とある博士が「冬眠機械」を作り出した。
博士は「これで儲けられるんじゃないか」と考え、
「天国事業所」をたてた。未来へ送る代わりに、お金を取るのだ。
このことはたちまち話題になり、人々はどんどん冬眠していった。
やがて天国事業所からも冬眠していき、やがて地上にいるのは
若手社員敬之ただ一人になった。
やることがないので、週に1回社内の掃除をするときと
残っている人がいないか確認するとき以外は、ぼーっとしているか
屋上で空を見ていた。
ある日、空を見ていると円盤が下りてきた。
「見たところ、あなたがここの王とお見受けするのですが、
そこでお願いがあるのです。」
敬之は恐怖で首をがくがく振るしかなかった。
「私たちは食糧不足で困っています。
保存できる食料をいただけないでしょうか?」

敬之は冬眠マシーンを指さした。
そういう相談は上役の仕事だろう?
ミステリー・推理
公開:20/04/27 16:17
更新:20/06/08 18:40
冬眠 意外な結末

謙信( 活動地域 越後国、越中国、上野国、能登国、信濃国 )

戦国武将の上杉謙信が好きでペンネームを「謙信」にしました! 小6です!(本当)
初心者ですが、いいものが書けるよう頑張ります!

ただいま60作品 目指せ100作!

 

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