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都内某所、本日新規開店のパ〇ンコ「ホイホイ」の前は長蛇の列ができていた。
そして開店の10時、客は店内へと流れ込み、熱気と歓喜があふれはじめる。
「すげえよ、俺なんて9連荘。みんなドル箱積みまくりの大サービス。たまんねえ!」
そんな中、店員が静かに防毒マスクをつけ始めた。
客は気にも留めず、パ〇ンコに熱中している。
ところが急に照明が消え、パ〇ンコ台が一斉に沈黙する。
怒声が飛びかい、非難の声が上がる。
突然、店内に設置された巨大スクリーンに知事の顔が現れる。
誰もがあっけにとられていた。
「あなた方に対して私が「密です」と言っても聞き入れてもらえませんでした。
そこで大変残念ですが、強硬手段を取らせていただきます」
すべての入口のシャッターが下りる。
客は逃げ出そうとパニックになる。
しかし、天井から噴射される霧を見たのが彼らの最後の記憶となった。
そして開店の10時、客は店内へと流れ込み、熱気と歓喜があふれはじめる。
「すげえよ、俺なんて9連荘。みんなドル箱積みまくりの大サービス。たまんねえ!」
そんな中、店員が静かに防毒マスクをつけ始めた。
客は気にも留めず、パ〇ンコに熱中している。
ところが急に照明が消え、パ〇ンコ台が一斉に沈黙する。
怒声が飛びかい、非難の声が上がる。
突然、店内に設置された巨大スクリーンに知事の顔が現れる。
誰もがあっけにとられていた。
「あなた方に対して私が「密です」と言っても聞き入れてもらえませんでした。
そこで大変残念ですが、強硬手段を取らせていただきます」
すべての入口のシャッターが下りる。
客は逃げ出そうとパニックになる。
しかし、天井から噴射される霧を見たのが彼らの最後の記憶となった。
その他
公開:20/04/23 22:02
更新:20/04/27 14:48
更新:20/04/27 14:48
SFが好きなのでやはり書いてしまいます。
アイロニカルでブラックなものが多いです。
好きな作家は伊藤計劃と三島由紀夫。あとは海外SF
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