未使用領域の発見

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脳は大脳・小脳・脳幹より成り立っているが、その中で大脳が記憶に携わる機能は大きい。大脳内の前頭葉は言葉・感情感覚・運動の統合・意思・意欲を司り、頭頂葉は味覚・暑さ寒さの判断、側頭葉は聴覚・言語理解、後頭葉は視覚・認識等である。
誰かに挨拶されたら、前頭葉で挨拶の言葉と認識し、その人を見て側頭葉に情報が送られ、誰かを記憶から抽出し、その検索結果が前頭葉に送られ挨拶を返す必要な人かどうかを判断する。
これら一連の作業は実際には瞬時に行われ実行されている。

但し長年の間に人の顔や名前、地名や場所のイメージ等、本来忘れてはいけない情報や記憶を忘れてしまう。
そんな折、先に開催された日本脳医学会で記憶がVTRの様に映像・音声付きで録画再生出来る未開発領域が脳内に残されている事が、発表された。
ただこの機能を十分有効化させるためには、脳ジムでの最低1年間の脳トレが必要であるとの事である。
SF
公開:20/04/25 17:04
更新:20/04/25 19:15

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