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「本当に転生した…」
ネットで買った「アニメみたいに異世界に転生して女の子にモテモテになる方法」を実践し続けた甲斐があった。
「助けてー!」
近くでモンスターに襲われている女の子の悲鳴が聞こえる。そばに落ちていた剣を握り、声のする方へ走る。そして剣を構えて震える声で叫んだ。
「やめろ、その手を放せ!」
「はぁ?なんだてめえ、見かけねえ面だな」
モンスターは俺の顔をなめるように見る。
「ふっ、よその世界から来た勘違い君か」
《こえぇ…でも転生した世界で無敵なのは、お約束だよな…だよな…》
「うるさい!くらえ!」
俺の一撃でまっぷたつ、だったはずが軽く弾かれ、代わりに奴の剣がこちらに向かってくる。
「ここでなら勝てると思うのは大間違いだ。元の世界でやり直しな!」
激痛と共に意識が遠のいた。
気がつくとベッドの上。
ため息をつき身体を確かめて現実に戻る。
「なんかバイトでも…探してみるか…」
ネットで買った「アニメみたいに異世界に転生して女の子にモテモテになる方法」を実践し続けた甲斐があった。
「助けてー!」
近くでモンスターに襲われている女の子の悲鳴が聞こえる。そばに落ちていた剣を握り、声のする方へ走る。そして剣を構えて震える声で叫んだ。
「やめろ、その手を放せ!」
「はぁ?なんだてめえ、見かけねえ面だな」
モンスターは俺の顔をなめるように見る。
「ふっ、よその世界から来た勘違い君か」
《こえぇ…でも転生した世界で無敵なのは、お約束だよな…だよな…》
「うるさい!くらえ!」
俺の一撃でまっぷたつ、だったはずが軽く弾かれ、代わりに奴の剣がこちらに向かってくる。
「ここでなら勝てると思うのは大間違いだ。元の世界でやり直しな!」
激痛と共に意識が遠のいた。
気がつくとベッドの上。
ため息をつき身体を確かめて現実に戻る。
「なんかバイトでも…探してみるか…」
ファンタジー
公開:20/04/20 19:19
更新:20/04/21 03:20
更新:20/04/21 03:20
SFが好きなのでやはり書いてしまいます。
アイロニカルでブラックなものが多いです。
好きな作家は伊藤計劃と三島由紀夫。あとは海外SF
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