バリア

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本木博士は長年研究してきたものをようやく完成させた。
「やったぞー!遂に完成した!」
その声を聴いて助手の山村が急いでやってきた。
「遂に『バリア発生装置』が完成したんですか!」
「そうなんだよ、山村君。この赤いボタンを押すと
何でも弾いて中に入れさせない最強のバリアが出現するんだ。」
すると山村は突如拳銃を出し、本木博士に突きつけると
「ならもうお前に興味はないぜ。さっさとそれをよこしな。」
といった。これには博士も面食らって
「わかった。だがそれは、」
「説明はいい」
山村は装置を奪い取るとさっそく赤いボタンを押した。
ウィン 山村の周りにはバリアがはられた。
「あはははは、これでおれは金盗み放題、警察に捕まることもない、まさに無敵…ぐはっ、イ、息が、」
山村はバリアの中で倒れた。
「思った通り、バリアは何でも弾いてしまう。
そう、何でも…」
SF
公開:20/04/15 11:31
更新:20/06/08 18:54
バリア 意外な結末

謙信( 活動地域 越後国、越中国、上野国、能登国、信濃国 )

戦国武将の上杉謙信が好きでペンネームを「謙信」にしました! 小6です!(本当)
初心者ですが、いいものが書けるよう頑張ります!

ただいま60作品 目指せ100作!

 

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