スーパームーン家族
2
5
おじいさんが裏山で光っている竹3本を見つけ切ってみると、女の赤子と20代と思われる男女が出てきました。おじいさんは3人を連れて帰りました。おばあさんは家が賑やかになると喜び、家族として大切にしました。
赤子はすくすくと育ち、美しい乙女になりました。ある夜、乙女と男女は月を見上げ涙していました。おじいさんが心配して訳を聞くと、実は月から来たこと、そして近々月に戻らなければならないことを聞かされました。
「わし達も連れて行ってはくれまいか」
「申し訳ございません、それは。代わりに」と3羽の兎を置いて月に旅立っていきました。
兎たちは実の子供、孫のようによく働き、おじいさんとおばあさんを大切にしました。そして二人がこの世を去る時、二人の髪を切り山の竹に入れました。しばらくすると竹が光り始め、その光は月に向かって飛び立ちました。
竹からの光を受けた月は一回り大きく光り、一層輝いたのでした。
赤子はすくすくと育ち、美しい乙女になりました。ある夜、乙女と男女は月を見上げ涙していました。おじいさんが心配して訳を聞くと、実は月から来たこと、そして近々月に戻らなければならないことを聞かされました。
「わし達も連れて行ってはくれまいか」
「申し訳ございません、それは。代わりに」と3羽の兎を置いて月に旅立っていきました。
兎たちは実の子供、孫のようによく働き、おじいさんとおばあさんを大切にしました。そして二人がこの世を去る時、二人の髪を切り山の竹に入れました。しばらくすると竹が光り始め、その光は月に向かって飛び立ちました。
竹からの光を受けた月は一回り大きく光り、一層輝いたのでした。
ファンタジー
公開:20/04/12 14:58
更新:20/04/12 17:07
更新:20/04/12 17:07
文章を書くのが大好きです。
ログインするとコメントを投稿できます