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「この星系かな… ワープで100光年も飛んじゃうと分からなくなるよ」
「しっかりしてくださいよ」
「なに言うんだ!お前が海を見たいっていうから寄ったんだろう」
「あなたが子どもたちをきちんと見てくださってれば、こんなことにならなかったじゃないですか」
「50人もいるんだから仕方ないだろう」
やっとのこさ地球にたどり着き、はぐれたあたりに宇宙船を降ろして探していると、子どもの人だかりが見えた。
その中で地球人の偽装が解けた息子が甲羅に手足を引っ込めて身を守っている。
「助けないと」
息子の方へ向かうのと同じくして、青年が少年たちを注意して息子を助け出してくれた。
「ありがとうございます、助かりました」
礼を言い息子を抱えて帰ろうとすると、その彼が手のひらを差し出して
「こういう時ってこのあと竜宮城へ行って宴会をしてさ、帰りに玉手箱をくれるんじゃないの?」
太陽に叩き込んだろか
「しっかりしてくださいよ」
「なに言うんだ!お前が海を見たいっていうから寄ったんだろう」
「あなたが子どもたちをきちんと見てくださってれば、こんなことにならなかったじゃないですか」
「50人もいるんだから仕方ないだろう」
やっとのこさ地球にたどり着き、はぐれたあたりに宇宙船を降ろして探していると、子どもの人だかりが見えた。
その中で地球人の偽装が解けた息子が甲羅に手足を引っ込めて身を守っている。
「助けないと」
息子の方へ向かうのと同じくして、青年が少年たちを注意して息子を助け出してくれた。
「ありがとうございます、助かりました」
礼を言い息子を抱えて帰ろうとすると、その彼が手のひらを差し出して
「こういう時ってこのあと竜宮城へ行って宴会をしてさ、帰りに玉手箱をくれるんじゃないの?」
太陽に叩き込んだろか
SF
公開:20/04/12 19:20
更新:20/04/13 15:23
更新:20/04/13 15:23
SF
隕石家族
SFが好きなのでやはり書いてしまいます。
アイロニカルでブラックなものが多いです。
好きな作家は伊藤計劃と三島由紀夫。あとは海外SF
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