好きな仕事を楽しんで出来たら幸せ

「こう見えても若い頃はチョモランマ登頂に憧れて、
シェルパ族の部落にホームステイさせてもらったものだよ。」
わははは・は、
の言葉を残し彼は生まれ故郷の島へ帰って行った。

どうやら、島で新しい仕事を見つけたようだ。

「小さな物からコツコツと、ギター柄の帽子が目印。」

「ポーターとして荷物を運び、リフトとしてあなたご自身を山頂まで無事に送り届けます」

「8合目の山小屋辺りで出没中」

年配者の登山が流行したため、彼の「流し」のリフトは順調で
彼はやりたい仕事をしたい時だけやって故郷の島で楽しく過ごしている。