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ワタシは、アブラナ地区に住むアブラムシのアラ。
お母さんと一緒に、<森の小さなナナホシ小学校>の入学式に行くところ。
「アラ。校長先生のお話は、姿勢を正しくして、よく聞くのよ」
入学式がはじまり、ナナホシテントウ校長の長い話になった。
校長先生の威厳のある鎧のようなピカピカの服。
背中の七つの黒光りするホシ。
見れば見るほど、アラは、緊張した。
緊張しすぎて、アラは、もじもじし始める。
もじもじしているのは、アラひとりだけ。
校長先生から、丸見え。
さらに、アブラ汗が流れる。
校長先生が、羽根を広げて、ものすごい勢いで、飛んでくる。
目の前が突然、暗くなる。
保健室でアラは、目を覚ました。
校長先生が、羽根で涼しい風を送り続けて、アラを助けてくれたことを聞かされた。
そして、アラのベッドの横には、大好物のものがあった。
「アブラナ どうぞ 召し上がれ」
お母さんと一緒に、<森の小さなナナホシ小学校>の入学式に行くところ。
「アラ。校長先生のお話は、姿勢を正しくして、よく聞くのよ」
入学式がはじまり、ナナホシテントウ校長の長い話になった。
校長先生の威厳のある鎧のようなピカピカの服。
背中の七つの黒光りするホシ。
見れば見るほど、アラは、緊張した。
緊張しすぎて、アラは、もじもじし始める。
もじもじしているのは、アラひとりだけ。
校長先生から、丸見え。
さらに、アブラ汗が流れる。
校長先生が、羽根を広げて、ものすごい勢いで、飛んでくる。
目の前が突然、暗くなる。
保健室でアラは、目を覚ました。
校長先生が、羽根で涼しい風を送り続けて、アラを助けてくれたことを聞かされた。
そして、アラのベッドの横には、大好物のものがあった。
「アブラナ どうぞ 召し上がれ」
ファンタジー
公開:20/05/25 18:00
テントウ虫
アブラナ
飛ぶ
2020年4月24日第1作(公開)が誕生しました。
超ショートショートが、今まで届かなかった世界に連れて行ってくれます。
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