帽子と散歩

最近日差しも強くなり帽子を被り散歩に出かけた。
人出も少しづつ増えてきた様だ。知り合いが立ち話をしていても、サッサッと急ぐ。
公園まで行き、別の道で帰り往復で2kmはある。
その間に犬と散歩の人、買い物の人、杖をつく人、ジョギングの人、遊んでいる子供、郵便バイク、宅急便トラック等色々と出くわす。
猫も素早く道を横切って何処かへ消えていく。オッサンの自転車も歩道をピューと走って来るから、気をつけないと。

道路を渡ろうとすると「左右の確認をしたか」、前から知り合いが来れば「ちゃんと挨拶しろよ」とか、買い物してお釣りをもらい、そのまま帰りそうになれば「買ったものを、持ったか」と注意を受ける。
便利で良いかと思ったが、誰が注意してるのか分からない。
今日は例のおしゃべり腕時計も忘れたから、時計では無い。

ハット思った、今日は帽子を被ってきたので耳元で良く聞こえるが、この帽子が喋っているのだ。