イタコのお姉さん3

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「僕の大好きな綾崎レオナちゃんが交通事故で死んじゃったんです!」
仙道霊香の元に安田健一という30代オタク風の男性が依頼にやって来た。
「彼女にどうしても、ありがとうを伝えたくて…」
依頼主の切なる想いに霊香は応えることにした。(実在する)アイドル綾崎レオナの魂を降霊する。
「ケンちゃん、また会えたね」
「レ、レオナちゃん…!?」
「今日は君のためだけに歌ってあげる」
霊香は踊りながらアカペラで歌い出した。
「君のことが好きなの〜♪」
「っハイ!ハイ!」
「愛のメガトンパンチ受け止めて〜♪」
「うおおお!」
依頼主は目に涙をためて「ありがとう」とレオナに伝えた。
どうやらいい仕事ができたようだ。
だが男はまだカメラを手にもじもじしている。
「あ、あの、よよかったら、れ霊香さんのセクシーポーズも撮らせて頂けませんか?」
「私はアイドルじゃありません!」
霊香は顔を真っ赤にして男を追い出した。
その他
公開:20/05/16 22:09

水素カフェ( 東京 )

 

最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。

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