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トム(ソノミが付けた名)は野良猫。
ソノミのアパートの周りに出没する。
トムは実は猫では無い。カエルの国の王子。だが今は猫に姿を変えている。
以前ソノミの部屋のベランダの鉢植えの葉で休息を取っていたとき、彼女を見て恋した。けれど、彼女は王子を見て「うわっ、カエル!」と声を上げて嫌がった。このとき、王子は恋に落ちそして失恋したのだ。
王子は悩んだ。人間に姿を変え彼女を騙すこともできた。だがそれは心苦しい。そして彼女は猫が好きだと言うことを知って、猫に姿を変えて彼女の前に現れるようになったのだ。そう、彼は猫として名を付けられて愛されるカエルになったのだ。
「こっち、おいでよぉ。トム~」
ソノミはベランダに出て、向かいの家の屋根の上のトムに手を振る。
トムの心中は、飛びつきたいうれしさがあると同時に、複雑なのであった。
ソノミのアパートの周りに出没する。
トムは実は猫では無い。カエルの国の王子。だが今は猫に姿を変えている。
以前ソノミの部屋のベランダの鉢植えの葉で休息を取っていたとき、彼女を見て恋した。けれど、彼女は王子を見て「うわっ、カエル!」と声を上げて嫌がった。このとき、王子は恋に落ちそして失恋したのだ。
王子は悩んだ。人間に姿を変え彼女を騙すこともできた。だがそれは心苦しい。そして彼女は猫が好きだと言うことを知って、猫に姿を変えて彼女の前に現れるようになったのだ。そう、彼は猫として名を付けられて愛されるカエルになったのだ。
「こっち、おいでよぉ。トム~」
ソノミはベランダに出て、向かいの家の屋根の上のトムに手を振る。
トムの心中は、飛びつきたいうれしさがあると同時に、複雑なのであった。
ファンタジー
公開:20/05/15 21:10
更新:20/05/15 21:54
更新:20/05/15 21:54
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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