謎のロボットBackup Man

1
3

ある日大金持ちのA氏がBackupManという自分そっくりの
アンドロイドを買った。
店員は大金持ちには必要だと言っていたのを覚えている。
(多分、召使いのロボットなのだろう)
A氏はそう思った。
「おい、コーヒーを沸かせ」
するとアンドロイドが
「ご主人様 声 登録」
だがそれを言ったきり、アンドロイドは何を言っても窓から外を
見ているだけだった。

それから五日後の夜、事件は発生した。
いつも窓の外を見つめていたロボットが喋ったのだ。
「トイレに隠れてください」
A氏は、言われるがままに
トイレに隠れる。
すると銃を持った男が窓から入ってきて
アンドロイドに言った。
「手をあげろ」
だがアンドロイドは逃げずに、A氏の声で叫んだ
「出ていけ」
「うるさい!死ねー」
銃声が響いた。
銃弾は当たったが、アンドロイドは壊れない。
「死、死な...うわああ」
男は逃げていき、A氏は命拾いをした。
その他
公開:20/05/13 20:50
更新:20/05/13 20:53

OCHIWARA( 日本 )

星 新一ファンで、おもしろい話、感動できる話を作りたいと思っています
是非、フォロー、コメントお願いします!

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容