ジャガーと呼ばれた男
4
3
あと30分と言うところで携帯のベルが鳴った。
「もしもし、どうしたの?」
「先輩、女の子から1人増えるから、男も1人増やしてくれないかって」
このコンパにすべてをかけてきた。
俺もコンパをするのが恥ずかしい年になり、今日こそ素敵な人とめぐり会いたいと思っていた。
苦労して俺より微妙にスペックの悪い先輩や後輩を集め、一人勝ちする万全の計画を立てていた。
「先輩、僕の同期でNY支店から来たばかりの男が空いています。いいですか?」
最悪だ。NY支店と言えばエリートコース、さらに悪いことにはその男のニックネームが「ジャガー」だというではないか。
終わった。
今日のコンパは終わったのだ。
ジャガーと呼ばれる男の一人勝ちだ。
待ち合わせの場所には、後輩と見慣れないジャガイモみたいな坊主頭の男がいた。
「先輩、同期のじゃがです。」
今日は楽しいコンパになりそうだ。
「もしもし、どうしたの?」
「先輩、女の子から1人増えるから、男も1人増やしてくれないかって」
このコンパにすべてをかけてきた。
俺もコンパをするのが恥ずかしい年になり、今日こそ素敵な人とめぐり会いたいと思っていた。
苦労して俺より微妙にスペックの悪い先輩や後輩を集め、一人勝ちする万全の計画を立てていた。
「先輩、僕の同期でNY支店から来たばかりの男が空いています。いいですか?」
最悪だ。NY支店と言えばエリートコース、さらに悪いことにはその男のニックネームが「ジャガー」だというではないか。
終わった。
今日のコンパは終わったのだ。
ジャガーと呼ばれる男の一人勝ちだ。
待ち合わせの場所には、後輩と見慣れないジャガイモみたいな坊主頭の男がいた。
「先輩、同期のじゃがです。」
今日は楽しいコンパになりそうだ。
青春
公開:20/05/13 00:03
更新:20/06/10 07:34
更新:20/06/10 07:34
はじめまして あおぞらです。
読んでいただけたら、この上なく幸せです。
どうぞよろしく!!(^_-)-☆
ログインするとコメントを投稿できます