アクセサリー

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俺の彼女はとても可愛い。イケメンの俺に相応しい女だ。
性格もいいし料理だって上手だ。勉強と運動が苦手。別に問題はない。女なんて所詮男を引き立てるアクセサリーなんだから。
一つ欠点を上げるとすればこの女、やたらと金がかかる。
アクセサリー収集が趣味で可愛い物を見つけるとすぐにねだって来る。
まあ、金なんていくらでも他の女から貢がせたらいい。お前が可愛くなるのならいくらでも買ってやるよ。
とはいうものの、それにも限度がある。一体いくら買えば気が済むんだ?
俺は天井知らずの彼女の欲望に苛立っていた。
「最近の君、よくない」
彼女にそう言われるもそれはこっちのセリフだ。
「せっかく可愛い私に見合うアクセサリーだったのにそんな顔するんだったらもういらないや」
彼女は俺が買ってやったアクセサリーを全て売って金にした。
そして俺すらも他の女に売り、自らは新しいアクセサリーに身を包み恍惚の笑みを浮かべた。
ホラー
公開:20/05/12 19:16

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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