お気楽なスパイたち
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今日私は電車で盗撮魔を捕まえた。その男はしゃがんだフリをしながら女性のスカートの中にスマホを向けたのだ。
「何をしているんです?」
私は厳しい口調で男の腕を掴んだ。すると男は不敵な笑みを浮かべた。
「ほほう。よく見抜いたね、この私がロシアのスパイだと!」
「はい?」
「そして何を隠そう、その女はUSAのスパイなのさ!」
男が叫ぶや否や女も振り返り不敵な笑みを浮かべた。
「あら、ちゃんと私の正体を見抜いていたなんて驚いた。このスカートの中に機密文書があることもね」
「で、そういう君は何者なんだい?」
期待のこもった彼らの眼差しに、つい私は応えてしまった…。
「フフ何を隠そう、私は日本の公安です」(嘘)
私達は大いに笑い合ってハイタッチした。
そして私は彼らの国家機密費を使って焼肉を奢ってもらった。彼らは日本での諜報活動があまりに楽すぎて、ついスリルを求めて遊んでしまったらしい。
「何をしているんです?」
私は厳しい口調で男の腕を掴んだ。すると男は不敵な笑みを浮かべた。
「ほほう。よく見抜いたね、この私がロシアのスパイだと!」
「はい?」
「そして何を隠そう、その女はUSAのスパイなのさ!」
男が叫ぶや否や女も振り返り不敵な笑みを浮かべた。
「あら、ちゃんと私の正体を見抜いていたなんて驚いた。このスカートの中に機密文書があることもね」
「で、そういう君は何者なんだい?」
期待のこもった彼らの眼差しに、つい私は応えてしまった…。
「フフ何を隠そう、私は日本の公安です」(嘘)
私達は大いに笑い合ってハイタッチした。
そして私は彼らの国家機密費を使って焼肉を奢ってもらった。彼らは日本での諜報活動があまりに楽すぎて、ついスリルを求めて遊んでしまったらしい。
その他
公開:20/05/10 22:31
スパイ天国
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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