侍ガールに告白してみた
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水瀬スミレは、長い艶やかな黒髪が美しい、この学園でも五指に入る美少女。まさに男子生徒の憧れの的ってやつだ。そんなスミレと釣り合うはずのないオレが、なぜ今彼女と二人っきりで下校しているのかは詳しく話すと長くなるけど、要するに彼女が父の剣術道場を継ぐために彼女の父を説得したのがオレなんだ。それ以来、スミレとは仲良くなれた気がする。だから思い切ってスミレに告白することにしたんだ。
「スミレ、もしよかったらなんだけど…オレと付き合ってくれないか?」
「な、なぬ!?」
スミレは驚いて顔を背けてしまった。
「やっぱりそうだよな。オレとなんて…」
「ち、違う!」
スミレは小さく肩を震わせた。
「私は今、顔が赤くなっていない自信がない!」
「なんだよ、そんなこと…」
「お前浮気しないか?」
彼女は振り返るとオレに一枚の紙を押しつけた。
<契りを破りし時は切腹のこと>
「血判してくれ!」
「重い!」
「スミレ、もしよかったらなんだけど…オレと付き合ってくれないか?」
「な、なぬ!?」
スミレは驚いて顔を背けてしまった。
「やっぱりそうだよな。オレとなんて…」
「ち、違う!」
スミレは小さく肩を震わせた。
「私は今、顔が赤くなっていない自信がない!」
「なんだよ、そんなこと…」
「お前浮気しないか?」
彼女は振り返るとオレに一枚の紙を押しつけた。
<契りを破りし時は切腹のこと>
「血判してくれ!」
「重い!」
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公開:20/05/10 12:14
ラノベ風に
書いてみました
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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