灯火

小さな小さな光を放つ
携帯電話と一緒にいると、
息が詰まるの、わかるかな？？

寂しいとき、誰かと繋がるために
灯る光

でもその光の虚しさってば、耐えられない

だって、目の前には来てくれない
だって、優しく触れることなんてできない
もちろん、触れられることだって。

この光の向こうで本当は君が何してるかなんてわからない

この光を消してしまうと、本当に本当に1人になるから消せはしない

いつから僕はこんなに1人に耐えられなくなったんだろう

なんだか昔は、もっと1人に耐えれたはずなのに、
この光が生まれてからむしろ耐えられなくなったの、わかるかな？？

だから今日も僕は、部屋で1人
小さな光を灯すんだ