状況証拠
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「被害者は背中から何度も刺されています。かなり恨みを持った人間からの犯行であることは間違いありません。」
私はそう言うと窓から外を見た。
夜空には無数の星たちが、この悲惨な事件とは無関係に美しく輝いている。
「犯人はこの中にいます。」
私は一人の男を指さした。
「田中さん、犯人はあなたです。」
男は慌てることもせず、とぼけた表情で私の言葉を否定した。
「ちょっと待ってくれ。確かに私は彼にはいい感情を持っていなっかた。でもそれだけだ。私じゃない」
「証拠はないだろう?」
田中は勝ち誇ったようにそう言った。
本当にとぼけた野郎だ。
確かに状況証拠しかない。でもそれで十分じゃないか。
3人乗りの宇宙船で地球を離れて1年、最初は仲良くやっていたのになぁ。
そんなことを思いながら、再び夜空を見上げた。
私はそう言うと窓から外を見た。
夜空には無数の星たちが、この悲惨な事件とは無関係に美しく輝いている。
「犯人はこの中にいます。」
私は一人の男を指さした。
「田中さん、犯人はあなたです。」
男は慌てることもせず、とぼけた表情で私の言葉を否定した。
「ちょっと待ってくれ。確かに私は彼にはいい感情を持っていなっかた。でもそれだけだ。私じゃない」
「証拠はないだろう?」
田中は勝ち誇ったようにそう言った。
本当にとぼけた野郎だ。
確かに状況証拠しかない。でもそれで十分じゃないか。
3人乗りの宇宙船で地球を離れて1年、最初は仲良くやっていたのになぁ。
そんなことを思いながら、再び夜空を見上げた。
ミステリー・推理
公開:20/05/09 22:46
更新:20/06/01 22:57
更新:20/06/01 22:57
はじめまして あおぞらです。
読んでいただけたら、この上なく幸せです。
どうぞよろしく!!(^_-)-☆
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