妄想と現実
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二人は、有力貴族、イケメンだし、どっちを選んでもいいんだけどな~。携帯恋愛ゲームの選択をゴロゴロしながら悩んでいた。
「いつまで寝てるつもりですか」
イケメン執事に起こされ、かわいいメイドに手伝ってもらい身支度をして、一流シェフの朝食を食べる。横で執事は今日の予定を告げる。
「今日の予定は、朝、執務、昼は婚約者のジェフ様と面会、夜は、有識者の勉強会です」
土日休みも最近ないなあ、今度取材の原稿もまだ書けていない、婚約者も選べない。
でも、ジェフの面会は、今日の息抜き時間になる。彼は先日、
「よくわからないけど、婚約者だから、会いに来ている」
と、先日言っていた。ほんと、腹が立つ言い方。暗殺、誘拐も大人になっても、外には一人では無理。気を許せない世界なのだ。
と、ぼんやり考えたところで、時計を見た、ヤバイ、これ以上の妄想は無理、ゲームを保存して、家を飛び出した。
「いつまで寝てるつもりですか」
イケメン執事に起こされ、かわいいメイドに手伝ってもらい身支度をして、一流シェフの朝食を食べる。横で執事は今日の予定を告げる。
「今日の予定は、朝、執務、昼は婚約者のジェフ様と面会、夜は、有識者の勉強会です」
土日休みも最近ないなあ、今度取材の原稿もまだ書けていない、婚約者も選べない。
でも、ジェフの面会は、今日の息抜き時間になる。彼は先日、
「よくわからないけど、婚約者だから、会いに来ている」
と、先日言っていた。ほんと、腹が立つ言い方。暗殺、誘拐も大人になっても、外には一人では無理。気を許せない世界なのだ。
と、ぼんやり考えたところで、時計を見た、ヤバイ、これ以上の妄想は無理、ゲームを保存して、家を飛び出した。
ファンタジー
公開:20/05/09 21:22
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