自由と不自由の間ウォーキング

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 体を動かしたいという欲求と、自粛というキーワードで、外出自体悪となりかねない、ある種の危険思想とも言える世論が蔓延しつつある今、時間・場所を最大限考慮して、人との接触を最小限に抑えつつ、自分の欲求を最低限満たし、社会的な制約にも反しない、自分なりのバランスや倫理観の元で活動する新たな日常。
 早朝に歩くと、太陽の光を浴び、一日の始まりを体で感じられる。休日に歩くと、その後ぐうたらな一日を過ごしても、自分の中で言い訳が出来て、精神的にも救われる。
 新しい日常の模索は続く。家族に、また職場でも自信を持って紹介でき、会話のきっかけにもなり、他者の新たな日常を発見する。既に多くの人が気づいているけど、多くの人が同じことを考えて行動することが、今の世の中に受け入れられないというジレンマがある。不自由がどんどん増えて窮屈さ極まりないこの日常で、自由を噛みしめ歩く私のいつもの新しい一日。
その他
公開:20/05/06 11:57
更新:20/05/06 12:02

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