明日の僕はどうなるか。
3
4
僕は、僕を克服するために、生きている。それは嫌いな食べ物を食べれるようになるとかじゃなくて、むしろ、その逆で、自分のやりたいことをやるように、努めている。そのためには、ネガティブな感情も必要に応じて、改善していく。自分の好きなように生きる、子供の頃にはできていたはずのこと。生きていて苦しくなるのは、自分と向き合わないからじゃないだろうか。他人の目を通した自分、憧れの自分、目に見えない何かに焦る自分、そいつらが自分の頭の中に濃い霧を作り、今何をするべきかを見失う。僕は暗い部屋で一人考えてみる。自分の人生を肯定するためには、何をするべきか、そして、何をするべきではないのか。僕は絵を描きたいと思った。それから、絵を描かない理由を考えるべきではないと思った。僕の頭の中に、一匹のカモメが飛び、その目線の先には、広大な海を跳ねるイワシの群れが現れた。
青春
公開:20/03/01 02:29
生きる
考える
基本的に、無、です。
ログインするとコメントを投稿できます