気軽に

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気軽にかいてみたら?
それがあなたの口癖でした。
いい文とか、どうでもいい。かきたいことをかけば。
そういうあなたの顔はいつも眠そうで。
なにごとも、まずやってみることからはじまるのだよ。
そんなあなたの目線はこちらをまともに見てはくれなくて。

あなたは、私ではない、誰にそれを言いたかったのだろう。
乾いた唇も。重たげな瞼も。ちょっと赤くなった瞳も。

こうして、やっとのことで、ペンを持ち、白い紙に向かってみても、一文字も書けず、一つの線すら描けず、ただ時間だけが流れていく。
なにか考えようとしても、あなたのことでいっぱいな私には、目の前の紙を埋める、言葉も画も浮かびもしない、落ちてもこない。

満タンな脳みそは、空っぽと同義語なんだろうか?

あなたのことを忘れられたら、このペンは動くだろうか?
その他
公開:20/02/28 23:39

quo_dama( 都。区。はじっこ。 )

それなりに、あれなりで、これになりました。
文を書く、作ることの、リハビリです。
元々、短文傾向でした。長いと『完・終』付けられなくて。

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