万歳重唱

今日のガーデンは、いつもに増して賑やかだ。
七色アーチの問をくぐると、音頭を取るのは文鳥たち。さえずる声は文字を奏で、編めあられと語り注ぐ。お喋り歌壇は段落並びのドレミファソラ詞。花弁が謡う興想曲。風雅に論ド、彼方のソナタ。無限の夢幻が話開く。
散作ストーリートをぐるりと謎れば、果てないハテナが創作ダンス。お頭で紡ぐよりノリ重視。ワードボードを打駄々々々！
言葉の囃しに盛りに、笑顔と『バンザイ』が溢れる。万歳×万再×万載重唱。
『お祝いだって』『譚冗日さ』『記捻日だよ』
唱と章とのガーデン・パーティーが始まる。

緑の詩ば譜で寝転んで、見上げた空には原稿吹雪。筆の向くまま記の向くままに、今日はみんなにオメデトウ。二万作目の誕生日。
上手く『掛けて』ない？写レが下手？
固い事は言いっこなし。素直に今を楽しもう、親愛なるガーデナー諸氏！
さあ、字間が待ってる。書くれんぼの不思議を探しに行こう！