ファンタスティック・プラネット 2

4
5

 私は天才発明家だ。ちなみにこれは前回の話が存在する。


 私は天才だ。あらゆるものを発明した。だから私の住む惑星のテクノロジーはもの凄く発達した。


 しかし、だ。私はこの星の最高権力にとって都合の悪いものも発明したようだ。私は捕らえられた。地下牢のなかで延々と小指の爪を柱にぶつける刑に処せられた。私の惑星での極刑だ。私達の小指の爪には脳から生殖器まで存在する。


 暗いなか、ひたすら小指の爪を柱にぶつける日々。しかし、これは何だ。だんだん気持ちよくなってきた。脳内ホルモンのせいかもしれない。生殖器もあることだし。


 最終的に私の脳は活性化された。刺激のせいだろう。天才ゆえだな。天才ゆえに異空間転移装置まで発明してしまった。牢獄で支給された僅かな材料で。歯ブラシとかな。


 いま私は地球という惑星にいる。辺鄙なところだ。私はここで復讐の策を練るのだ。私を処刑した最高権力への。
SF
公開:20/02/23 18:08
更新:20/02/23 18:10

千億アルマ( Tokyo, Japan )

Senoku ALMA
https://note.com/shiro_mid

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容