ファンタスティック・プラネット 4

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 私は天才発明家だ。この話はシリーズになっている。


 前回までのあらすじはというと、私は私が発明した異空間転移装置によりランダムに1980年代の地球に飛ばされた。日本という国だ。そこで私はたこ八郎というコメディアンに寄生した。私自身がタコという生物に似ているため同調しやすかったのだ。


 しかしこの男の肉体は脆かった。地球人全般がそうなのかもしれない。酒を飲んで海にはいったら心臓麻痺になって死んでしまったのだ。寄生した矢先に寄生主が死んでしまうとは。迂闊だった。


 私は新たな寄生先を探した。いまの私は限りなくスピリットーー魂にちかい存在である。地球人の脳にはいりこみ寄生するのだ。


 私は私と同調しやすい者を探した。どうやら最初に寄生した先がコメディアンだったため、コメディアンの人間があうみたいだ。


 ーーービートたけし。次の寄生先は決まった。すべては復讐のためにーーーー。
SF
公開:20/02/23 23:49
更新:20/02/24 00:41

千億アルマ( Tokyo, Japan )

Senoku ALMA
https://note.com/shiro_mid

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