先輩後輩
3
5
吾輩たちは猫である。
しっかり名付けもしてもらっている。
もともとご主人を独占していたはずなのに、後輩が現れてしまった。
まだ幼い後輩は、はじめのうちご主人に威嚇していたものの、しばらくするとべったりと甘えるようになった。
後輩の無邪気アタックを鬱陶しいと思いつつも、ご主人は吾輩を優先してくれているので、盗られる心配はないと安心しきっている。
最近は後輩に毛づくろいまでしてあげているのだが、「お前は優しいねぇ」と言ってくれている。アピールのつもりだったのだが、だんだん後輩が可愛く思えてくるのが不思議でならない。
後輩はやんちゃしまくって、よく怒られている。そして比較として吾輩のことを褒めてくれるのが嬉しい。
そろそろどう振舞えばより甘やかしてくれるのかを教えてあげてもいいかもしれないな。ご主人という名の奴隷の扱い方を。
しっかり名付けもしてもらっている。
もともとご主人を独占していたはずなのに、後輩が現れてしまった。
まだ幼い後輩は、はじめのうちご主人に威嚇していたものの、しばらくするとべったりと甘えるようになった。
後輩の無邪気アタックを鬱陶しいと思いつつも、ご主人は吾輩を優先してくれているので、盗られる心配はないと安心しきっている。
最近は後輩に毛づくろいまでしてあげているのだが、「お前は優しいねぇ」と言ってくれている。アピールのつもりだったのだが、だんだん後輩が可愛く思えてくるのが不思議でならない。
後輩はやんちゃしまくって、よく怒られている。そして比較として吾輩のことを褒めてくれるのが嬉しい。
そろそろどう振舞えばより甘やかしてくれるのかを教えてあげてもいいかもしれないな。ご主人という名の奴隷の扱い方を。
その他
公開:20/02/22 18:40
書いたり描いたりすることが好き。
ただし気分屋でムラがあるからいつも書いたりしているとは限らない。
ログインするとコメントを投稿できます