潜伏

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ここまで来れば安心だ
私は盗んだ札束を出し、数え始めた

しかしラッキーだな
空き家が近くにあるなんて
しばらく身を潜めよう

一応、金庫を探すか
そう思い奥の部屋へ向かった
物音がしたのはその時だ
驚きと恐怖で身の毛がよだつ

「動くな」
そう言われ、私は足を止めた
やはり誰かいる
「お前はこの家の住民か?」
『違う』
「警察か?」
『違う』
「じゃあ、何の用だ?」

質問内容からして、声の主は住民でも警察でもないだろう
私は正直に話すことにした

『潜伏だ!ここにしばらく身を潜めたい』
「何をした!?」
『少し金を盗んだ』
「よし、入れ」

奥の部屋に行くと、なんと十数人もの人がいた
彼らは万引き・器物破損・火器乱用など、みな軽犯罪者だった
「考えることは一緒だな」

仲間が出来たことは頼もしい
だが私たちはこの中の一人があるウイルスに感染しており、今は潜伏期間であることを誰も知らない
ミステリー・推理
公開:20/02/22 22:06

西木( Tokyo/Tokushima )

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最近のSSGのレベルの高さに驚愕しております。

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