二・二六事件
6
4
北一輝の取り調べに当たった特高警察の中に鹿児島県出身の男がいた。
事件から50年以上経った時、男の妻の葬儀で日記が見つかり、そこには彼が
「よく勉強しているね」
と、北一輝からほめられたということが記載されていた。1936年2月26日からの数日間、妻は夫の帰りを不安げに待っていたそうである。
あれから今日で84年経った。
歴史上の出来事でも、実はリアルな家族の直面したことであったりもする。
その男は女好きで妻を悲しませたらしいが、詳細は知らない。日記は、彼にベタぼれだった妻の妄想だったかもしれない。
ただ、男が癇癪もちの酒呑みで我儘な人生を送り、六十代で死んだことだけは事実である。
事件から50年以上経った時、男の妻の葬儀で日記が見つかり、そこには彼が
「よく勉強しているね」
と、北一輝からほめられたということが記載されていた。1936年2月26日からの数日間、妻は夫の帰りを不安げに待っていたそうである。
あれから今日で84年経った。
歴史上の出来事でも、実はリアルな家族の直面したことであったりもする。
その男は女好きで妻を悲しませたらしいが、詳細は知らない。日記は、彼にベタぼれだった妻の妄想だったかもしれない。
ただ、男が癇癪もちの酒呑みで我儘な人生を送り、六十代で死んだことだけは事実である。
その他
公開:20/02/26 05:00
310
二・二六事件
北一輝
特高警察
武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
ツイッター
https://mobile.twitter.com/ookami1910
ログインするとコメントを投稿できます