バカみたい、でもいいんだ。

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私の部屋から駅まで徒歩5分。
電車で15分、1度乗り継いでさらに20分。
着いた駅から徒歩10分。

ほとんど毎週のように、そのカフェに通っている。
たまたま立ち寄った時に食べた期間限定メニューに心を、胃袋を鷲掴みにされたのだ。
“期間限定” と謳っているものの、かれこれ10ヶ月も通い続けている。
本当にいつかなくなってしまうのだろうか。
でも、なくなってから後悔はしたくない。
そんな思いから、結局通い続けているのだ。
「なくなるときは教えて下さい」と伝えてはいるものの、私が通い続けなければ教えてもらうこともできない。
もしかしたら私が通い続けている限り、なくならないのかもしれない。
もしいつかなくなるのだとしたら、レシピを教えてもらいたい。

食べ終わったら、まっすぐ帰る。
たったこれだけのために往復100分。
でも、私はこの時のために生きているんだ。
みんなには分からないよ。
その他
公開:20/02/20 22:56

G.G. Rooster( 東京 )

じーじーるーすたー。

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コメントいただくのはめちゃくちゃ嬉しいんですが、返信も苦手なので諦めることがあります。

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