電話
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                                プルルルル
台所で一緒にご飯を食べていた祖母が急いで居間に向かう。
「もしもし、お祖母ちゃん?ボクだけど。」
「タカシかい?急にどうした?」
「あのさ…実はちょっと仕事でしくじって300万円弁償しないといけないんだ。母さんに内緒で何とか100万円だけ貸してもらえないかな?後は自分で何とかするから。」
「まぁ、何だってそんな事に…
大体お前は昔から落ち着きが無いからねえ。おや?何だかいつもと声が違うね。」
「あー、風邪引いてるんだ。」
「そうなのかい。大体お前は昔から野菜が嫌いだからねえ。送ってやったかぼちゃは食べたかい?かぼちゃを食べると風邪をひかないんだよ。それに夜更かしばっかりしてるんだろ?不規則な生活ばかりしてると…」
やれやれ、やっとお祖母ちゃんのお説教の矛先が他に行ったぞ。
それにしてもこんなに忘れっぽくなってたなんて心配だ。
タカシはこっそりかぼちゃの煮物を冷蔵庫に戻した。
    台所で一緒にご飯を食べていた祖母が急いで居間に向かう。
「もしもし、お祖母ちゃん?ボクだけど。」
「タカシかい?急にどうした?」
「あのさ…実はちょっと仕事でしくじって300万円弁償しないといけないんだ。母さんに内緒で何とか100万円だけ貸してもらえないかな?後は自分で何とかするから。」
「まぁ、何だってそんな事に…
大体お前は昔から落ち着きが無いからねえ。おや?何だかいつもと声が違うね。」
「あー、風邪引いてるんだ。」
「そうなのかい。大体お前は昔から野菜が嫌いだからねえ。送ってやったかぼちゃは食べたかい?かぼちゃを食べると風邪をひかないんだよ。それに夜更かしばっかりしてるんだろ?不規則な生活ばかりしてると…」
やれやれ、やっとお祖母ちゃんのお説教の矛先が他に行ったぞ。
それにしてもこんなに忘れっぽくなってたなんて心配だ。
タカシはこっそりかぼちゃの煮物を冷蔵庫に戻した。
        その他
      
      公開:20/02/14 12:39      
    のんびりゆるぅり書いてみたいと思います。
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文月そよ