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 僕は友達というものを持たない。
人は信用できないからね。
今日もカップ酒を買って帰る。

 一人で過ごすことに慣れると、
ドアのインターホンでさえ、非日常の事件だと思う。

 酔いに任せて1時間程眠ったあと
だろうか、ドアを叩く音がする。

ドンドンドンドンドンドン!
「あの、し、醤油貸してくれませんか?」

ん?その内容に異様さを感じた。
若い女性の声だ。

 事件に巻き込まれているのかもしれない。けど開けてはいけないやつだ。でも助けてあげなくていいのか?葛藤しているのにすごく眠い。
どんどん声は遠のく。

 柔らかな肌の上で腰を動かす僕。
なぜか女の陰部にもやがかかっている
果てることなく続けたピストンの末、発射された醤油は女性のアワビにかかった。とろけるような甘い本物のアワビに変わったそれを食べるでもなく堪能した。淫夢だった。とにかく、醤油を貸してあげることができたようだ。
公開:20/02/15 00:13

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