恋文泥棒
6
6
K文学館ではバレンタインの企画としてある文豪の恋文を展示することになった。
初日は大盛況であったがその日の夜、何者かによって恋文が盗まれてしまった。
犯人らしき人物を目撃した若い学芸員によるとその人物は洒落たジャケットを羽織り、口もとには立派なひげをたくわえ、どこかで見たことのある顔をしていたそうだ。それからすれ違いざまにひと言、「ああ恥ずかしい」と言ったそうだ。
初日は大盛況であったがその日の夜、何者かによって恋文が盗まれてしまった。
犯人らしき人物を目撃した若い学芸員によるとその人物は洒落たジャケットを羽織り、口もとには立派なひげをたくわえ、どこかで見たことのある顔をしていたそうだ。それからすれ違いざまにひと言、「ああ恥ずかしい」と言ったそうだ。
ファンタジー
公開:20/02/11 14:41
更新:20/02/11 14:43
更新:20/02/11 14:43
ログインするとコメントを投稿できます