Free as a Bird
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「今日のご飯なに? またこれか。毎日これじゃ飽きるな」
「こんにちは」
「えっ誰?」
「旅の者です」
「君は渡り鳥とかいうんでしょ」
「ご名答」
「いいね、君は。自由だ」
「あなたはいつもおなじものを食べてるんですね。世界にはうまいものがたくさんあります。あなたも旅にでませんか?」
「なんかそういうこと考えたことなかった」
「なにわんわん言ってるの? あ、綺麗な鳥」
「あなたの主人が来ましたね」
「うん。いいヒトだ」
「旅には…… 出ますか?」
「考えておくよ」
「可愛い鳥…… あ、逃げちゃった」
「旅かー」
「ん? どしたの?」
「……まあ近所の散歩をするだけでも僕にとってはひとつの旅だ」
「なんか神妙な顔しちゃって。ほら」
「あ! ジャーキー!」
「喜びすぎ」
「旅はまあ今度でいいよ」
「あ、窓の外にまだ鳥さんいるね」
「さようなら、また来ますね」
「やっぱりちょっと羨ましいかも」
「こんにちは」
「えっ誰?」
「旅の者です」
「君は渡り鳥とかいうんでしょ」
「ご名答」
「いいね、君は。自由だ」
「あなたはいつもおなじものを食べてるんですね。世界にはうまいものがたくさんあります。あなたも旅にでませんか?」
「なんかそういうこと考えたことなかった」
「なにわんわん言ってるの? あ、綺麗な鳥」
「あなたの主人が来ましたね」
「うん。いいヒトだ」
「旅には…… 出ますか?」
「考えておくよ」
「可愛い鳥…… あ、逃げちゃった」
「旅かー」
「ん? どしたの?」
「……まあ近所の散歩をするだけでも僕にとってはひとつの旅だ」
「なんか神妙な顔しちゃって。ほら」
「あ! ジャーキー!」
「喜びすぎ」
「旅はまあ今度でいいよ」
「あ、窓の外にまだ鳥さんいるね」
「さようなら、また来ますね」
「やっぱりちょっと羨ましいかも」
その他
公開:20/02/05 10:02
ショートショートは、短い小説ではなく、読解可能性を最小単位へ圧縮した記録媒体である。本アーカイブは作品を保存することを目的としない。保存されるのは、読者との接触によって意味が生成・変容する条件そのものである。ジャンルは分類ではなく読解の副産物であり、一篇はSFにも日常にも寓話にもなり得る。物語とは完成された構造ではなく、読むという行為のたびに更新される暫定的な現象である。ゆえに作者は創作者ではなく観測者であり、アーカイブとは物語の集積ではなく、物語が発生し続ける可能性を保持するための実験的装置として位置づけられる。長すぎるだろ、これ。
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千億アルマ