江戸横丁日記
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「てっ、てえへんだ! 助六!」
「おっ、なんだい隣の横丁の与兵衛じゃねえか。どうした」
「どうしたもこうしたもねえよ、この電子瓦版を見てみなよ」
「はあ、変わった蒲鉾板だな。俺はそういうのに疎いんだ」
「こっ、この乳だの尻だの晒している裏垢女人はあんたの女房じゃねえか!?」
「ふむ、たしかに…… だがうちのヨシは年増だ。これじゃあまるで生娘の肌じゃねえか」
「そんなもんあぷりでなんとでもなるんだよ」
「あぷり?」
「あとこの乳房にある二つの黒子。これが決め手だ」
「待て与兵衛。なんでおめぇがそれを知っているんだよ」
「おっ、なんだい隣の横丁の与兵衛じゃねえか。どうした」
「どうしたもこうしたもねえよ、この電子瓦版を見てみなよ」
「はあ、変わった蒲鉾板だな。俺はそういうのに疎いんだ」
「こっ、この乳だの尻だの晒している裏垢女人はあんたの女房じゃねえか!?」
「ふむ、たしかに…… だがうちのヨシは年増だ。これじゃあまるで生娘の肌じゃねえか」
「そんなもんあぷりでなんとでもなるんだよ」
「あぷり?」
「あとこの乳房にある二つの黒子。これが決め手だ」
「待て与兵衛。なんでおめぇがそれを知っているんだよ」
その他
公開:20/02/04 22:46
更新:20/02/05 22:52
更新:20/02/05 22:52
Senoku ALMA
https://note.com/shiro_mid
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