友人
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彼の嫌いなところばかり見えてしまう
聞いてもいない雑学を披露する彼
自分が必ず正しいと思っている彼
今までこんな事は思わなかった、でも最近ずっと思ってしまっている
きっと彼には余裕がないのだ、だからきっと彼の汚点とも言える部分が露見したのだと思った
今日も今日とて始まる雑学、間違いを指摘すると「違わない」の一点張り挙げ句の果てに怒りだす、彼との日常はいつもこうだ
ふと将来の話になり彼は「人の幸せを祝う仕事がしたい」と語った
きっと彼には無理だろうわけもなくそんなことを思った
僕も彼に語った笑われるであろう僕の夢を
「物語を書きたい」
彼は笑わず、彼の用いる物語を書くための知識を語ってくれた
こうすれば間違えない、確固たる自信を持ち語っていた
そして今日彼が素敵に見えた、
きっと彼は今までと何ら変わっていない
僕は心に余裕がなく言葉の受け取り方を間違えていた
自分の醜さが露見した瞬間だった
聞いてもいない雑学を披露する彼
自分が必ず正しいと思っている彼
今までこんな事は思わなかった、でも最近ずっと思ってしまっている
きっと彼には余裕がないのだ、だからきっと彼の汚点とも言える部分が露見したのだと思った
今日も今日とて始まる雑学、間違いを指摘すると「違わない」の一点張り挙げ句の果てに怒りだす、彼との日常はいつもこうだ
ふと将来の話になり彼は「人の幸せを祝う仕事がしたい」と語った
きっと彼には無理だろうわけもなくそんなことを思った
僕も彼に語った笑われるであろう僕の夢を
「物語を書きたい」
彼は笑わず、彼の用いる物語を書くための知識を語ってくれた
こうすれば間違えない、確固たる自信を持ち語っていた
そして今日彼が素敵に見えた、
きっと彼は今までと何ら変わっていない
僕は心に余裕がなく言葉の受け取り方を間違えていた
自分の醜さが露見した瞬間だった
青春
公開:20/02/02 01:00
更新:20/02/05 15:29
更新:20/02/05 15:29
言葉を紡ぎ
人の心を動かせる
作家に憧れています
私の言葉で誰かの世界に少しでも色を塗れたなら
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