秒殺の伊右衛門 弐の段
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伊右衛門は夜も明けぬうちから電子瓦版さえづりにて裏垢女人の己の痴態を描いた春画を蒐めた。
伊右衛門は裏垢女人に己の怒張した陰茎を描いた春画を飛脚に届けさせた。無論、御麩把蠱の為である。
伊右衛門は裏垢女人とまぐわった。なかなかどうして、助平な女人である。伊右衛門はその技巧に堪らず、秒で精を放った。
「え、もう!?」
「すまぬ、お主が名器ゆえ」
後日、伊右衛門のもとへ来客があった。
「伊右衛門殿、なかなかにいい代物が手に入ったんでげすよ」
「ほう、富山の薬売りか。南蛮渡来の媚薬でもあるのかね」
「これでげす」
「赤い地に銀の縞模様の筒とな。いったいこれは何なんだい?」
「へえ。これに一物を差し込むとどうだい、女人いらずに。典雅なるものでげす」
「て、てんが!?」
伊右衛門は裏垢女人に己の怒張した陰茎を描いた春画を飛脚に届けさせた。無論、御麩把蠱の為である。
伊右衛門は裏垢女人とまぐわった。なかなかどうして、助平な女人である。伊右衛門はその技巧に堪らず、秒で精を放った。
「え、もう!?」
「すまぬ、お主が名器ゆえ」
後日、伊右衛門のもとへ来客があった。
「伊右衛門殿、なかなかにいい代物が手に入ったんでげすよ」
「ほう、富山の薬売りか。南蛮渡来の媚薬でもあるのかね」
「これでげす」
「赤い地に銀の縞模様の筒とな。いったいこれは何なんだい?」
「へえ。これに一物を差し込むとどうだい、女人いらずに。典雅なるものでげす」
「て、てんが!?」
その他
公開:20/01/30 19:57
ショートショートは、短い小説ではなく、読解可能性を最小単位へ圧縮した記録媒体である。本アーカイブは作品を保存することを目的としない。保存されるのは、読者との接触によって意味が生成・変容する条件そのものである。ジャンルは分類ではなく読解の副産物であり、一篇はSFにも日常にも寓話にもなり得る。物語とは完成された構造ではなく、読むという行為のたびに更新される暫定的な現象である。ゆえに作者は創作者ではなく観測者であり、アーカイブとは物語の集積ではなく、物語が発生し続ける可能性を保持するための実験的装置として位置づけられる。長すぎるだろ、これ。
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千億アルマ