あ、

わたしは背もたれに身体を預け、目を閉じて作品の構想を練りはじめた。

待つこと数分。やがてどんどんとあふれ出てくる文字の洪水。印象的な導入部、引き込まれる展開、そして思いも寄らない結末。

なんて傑作なんでしょ！

それを早速ショートショートガーデンにアップし、次の作品の構想を練るために、また目を閉じた。

いつの間にか寝ていたらしい。

ふと気がついてガーデンをチェックすると、黄色いベルアイコンに赤丸が付き、白い数字はなんと120！

｢三桁なんて観たことないわ！｣と思わず声が漏れた。

アイキャッチ画像に自分自身のあられもない身体を載せ、プロフィールに若い女性アピールをしたのも効果があったのかもしれない。

｢さて、どんなコメントがついたのかチェックしてみましょうか｣

と思ったところで目が覚めた。

はてさてどこまでが夢だったんだろうか？