石板
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この世界では石板が大きな役目を果たしている。皆が皆、手のひらほどの石板を持っている。
そこにはいろいろなものが映る。遠くにある美しい景色も、遠くにいる人からの言葉も届く。皆、この石板に夢中だ。
ある日、その石板を動かす動力となるものが壊れた。石板は文字通り、ただの石と化した。長い月日が流れ、石は砕け砂になった。
いまはもう、人々が石板で何を見ていたのか。何に夢中になっていたのか。何も遺ってはいない。
そこにはいろいろなものが映る。遠くにある美しい景色も、遠くにいる人からの言葉も届く。皆、この石板に夢中だ。
ある日、その石板を動かす動力となるものが壊れた。石板は文字通り、ただの石と化した。長い月日が流れ、石は砕け砂になった。
いまはもう、人々が石板で何を見ていたのか。何に夢中になっていたのか。何も遺ってはいない。
その他
公開:20/01/28 11:36
更新:20/01/28 13:37
更新:20/01/28 13:37
ショートショートは、短い小説ではなく、読解可能性を最小単位へ圧縮した記録媒体である。本アーカイブは作品を保存することを目的としない。保存されるのは、読者との接触によって意味が生成・変容する条件そのものである。ジャンルは分類ではなく読解の副産物であり、一篇はSFにも日常にも寓話にもなり得る。物語とは完成された構造ではなく、読むという行為のたびに更新される暫定的な現象である。ゆえに作者は創作者ではなく観測者であり、アーカイブとは物語の集積ではなく、物語が発生し続ける可能性を保持するための実験的装置として位置づけられる。長すぎるだろ、これ。
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千億アルマ