おっぱいもませろ
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「おっぱいもませろよおおお!!!」
「やあだああ♪」
「減るもんじゃないし、いいだろ」
「だめ、減るもん」
こんなやり取りがあったことが推測される。
ここは神奈川県三浦半島にある追浜(おっぱま)。縄文時代からの遺跡があることでも有名で、この地域に伝わる独自の方言として、「混ぜる」ことを「ませる」ということが知られている。
また、この地特産の芋がいつの頃からか「おっぱいも」と呼ばれていたが、名産ではあるが貴重品だったらしく、奈良時代には朝廷への調(ちょう)として献上されたことが当時の木簡に残っている。
ふだんは農民が口にするのもはばかられ、穀類にこの芋を混ぜて食べるのが贅沢品だと思われていた。たとえば、平安時代後半の小名田堵(しょうみょうたと)の日記にも「ああ おっぱいもませろ」という記述が見受けられる(筆者注:「ああ」は「あわ」(粟)の誤記入だと言われている)。
「やあだああ♪」
「減るもんじゃないし、いいだろ」
「だめ、減るもん」
こんなやり取りがあったことが推測される。
ここは神奈川県三浦半島にある追浜(おっぱま)。縄文時代からの遺跡があることでも有名で、この地域に伝わる独自の方言として、「混ぜる」ことを「ませる」ということが知られている。
また、この地特産の芋がいつの頃からか「おっぱいも」と呼ばれていたが、名産ではあるが貴重品だったらしく、奈良時代には朝廷への調(ちょう)として献上されたことが当時の木簡に残っている。
ふだんは農民が口にするのもはばかられ、穀類にこの芋を混ぜて食べるのが贅沢品だと思われていた。たとえば、平安時代後半の小名田堵(しょうみょうたと)の日記にも「ああ おっぱいもませろ」という記述が見受けられる(筆者注:「ああ」は「あわ」(粟)の誤記入だと言われている)。
ファンタジー
公開:20/01/28 20:00
更新:20/01/28 04:42
更新:20/01/28 04:42
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追浜
租庸調
荘園
ほぼ嘘です。
武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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タイッツー
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