味わってみませんか？

ここは知る人ぞ知る酒蔵・短々庭。
日夜、多くの職人が集まり、新しい酒を創っては訪れる人々を楽しませている。
さっき投稿された作品を飲んでみてくれ。どうだい？辛口でキレがあるだろう？
こっちは昨日投稿されたもの。甘口で非常にマイルドだ。
あんたは冷と熱燗、どっち派だ？どっちもイケる？おっ、いいね。もう少し付き合ってもらおうか。
こっちは清酒。真っ直ぐな作品だ。
この癖のある濁り酒はマニア向けだな。ひねくれ者が好んで飲む。
ここの酒は未成年でも飲めるんだ。何せアルコールが入っていない。お子様でも安心して飲んで頂ける。
じゃあ、何で「酒」なんて銘打っているのかって？
そりゃ、ここにある作品は皆、「人を酔わせる」からさ。
作品を口に含み、言葉を舌で転がして味わう。嚥下し、腹の中に落とし込めば、心と体が熱くなる。で、また作品を飲みたくなるのさ。
俺はそんな酒の魅力に憑りつかれ、作り手に回ったけどな。