貝合わせ大会
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「さて今年も貝合わせ大会が始まりました。選手の前には裏返しになったハマグリの貝殻が並んでいます。任意の2枚を取り、見事貝が合わされば賞品がもらえます。今年は10万円相当の商品を用意しています。何が当たるかは運しだい。それではゲーム、スタート」
まず1枚の貝を手に取り、慎重に対のものを探す。これ、いけそうだな。
カチッ 二枚が見事にハマった。
「揃ったー!ハマグリスイッチ、オン!!」
グンッ。椅子が上昇する。
「さー、何番で止まるでしょうか」「4番です」
4番。バスケットのキャプテンNoだ。これは幸先がいい。
「4番の賞品は。うまい棒1年分です」
え、10万円相当じゃないのかよ。
一週間後、うまい棒1年分が届いた。365本かと思ったら、9855本も届きやがった。3人家族が毎食3本ずつお召し上がりになれます。だそうだ。
その日から僕は、毎食うまい棒を9本食っている。早く米が食いたい。
まず1枚の貝を手に取り、慎重に対のものを探す。これ、いけそうだな。
カチッ 二枚が見事にハマった。
「揃ったー!ハマグリスイッチ、オン!!」
グンッ。椅子が上昇する。
「さー、何番で止まるでしょうか」「4番です」
4番。バスケットのキャプテンNoだ。これは幸先がいい。
「4番の賞品は。うまい棒1年分です」
え、10万円相当じゃないのかよ。
一週間後、うまい棒1年分が届いた。365本かと思ったら、9855本も届きやがった。3人家族が毎食3本ずつお召し上がりになれます。だそうだ。
その日から僕は、毎食うまい棒を9本食っている。早く米が食いたい。
その他
公開:20/04/05 22:15
スクー
ハマグリスイッチ
文章を書くのが大好きです。
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