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地下道の様に暗い場所にて。


誰かが誰かを待っていた。


「こんちはー」


「遅い! 遅刻だ!」


「えー、ちょっと道が混んでたんすよ」

「もっと、マシな言い訳は出来ないのか?」


「いやいや、これがマジなんすよ! なんか大量のハンバーグとか転がってて」


「それで、その大量のハンバーグが邪魔で遅刻したと?」


「はい」


「……もういい。とにかくお前が遅いせいで現場はめちゃくちゃだ!」


「そんな怒らなくてもいいじゃないすか。生きてここまで来ただけ偉いでしょ?」


「なんだその言い草は? まぁいい、早く仕事に取り掛かるぞ」


「清掃すか?」


「あぁ、俺達の庭の様な所の清掃だ。言うならば町内清掃だな」


「了解っす。ビフィズス菌さん」





ーー生きて腸まで届く乳酸菌。
その他
公開:20/04/04 09:08

恋するメンチカツ( 兵庫県 )

多くは語らぬ世の情け、見て感じ取り、考えよ!
次世代喜劇の執筆家、恋するメンチはカツの味!
恋メン劇場いざ、開演!!

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