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地下道の様に暗い場所にて。
誰かが誰かを待っていた。
「こんちはー」
「遅い! 遅刻だ!」
「えー、ちょっと道が混んでたんすよ」
「もっと、マシな言い訳は出来ないのか?」
「いやいや、これがマジなんすよ! なんか大量のハンバーグとか転がってて」
「それで、その大量のハンバーグが邪魔で遅刻したと?」
「はい」
「……もういい。とにかくお前が遅いせいで現場はめちゃくちゃだ!」
「そんな怒らなくてもいいじゃないすか。生きてここまで来ただけ偉いでしょ?」
「なんだその言い草は? まぁいい、早く仕事に取り掛かるぞ」
「清掃すか?」
「あぁ、俺達の庭の様な所の清掃だ。言うならば町内清掃だな」
「了解っす。ビフィズス菌さん」
ーー生きて腸まで届く乳酸菌。
誰かが誰かを待っていた。
「こんちはー」
「遅い! 遅刻だ!」
「えー、ちょっと道が混んでたんすよ」
「もっと、マシな言い訳は出来ないのか?」
「いやいや、これがマジなんすよ! なんか大量のハンバーグとか転がってて」
「それで、その大量のハンバーグが邪魔で遅刻したと?」
「はい」
「……もういい。とにかくお前が遅いせいで現場はめちゃくちゃだ!」
「そんな怒らなくてもいいじゃないすか。生きてここまで来ただけ偉いでしょ?」
「なんだその言い草は? まぁいい、早く仕事に取り掛かるぞ」
「清掃すか?」
「あぁ、俺達の庭の様な所の清掃だ。言うならば町内清掃だな」
「了解っす。ビフィズス菌さん」
ーー生きて腸まで届く乳酸菌。
その他
公開:20/04/04 09:08
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