核家族

「オ～、私、アメリカ大統領です。日本は大量の核を保有しています。ただちに廃棄して下さい」

「それは無理です。日本全国に核家族化が進んでいますから。下手に刺激をすれば、離婚や別居でさらに核家族が増えてしまいます」

「それならば早く結婚をさせなさい。そうすれば核が無くなるでしょう」

「それは無理です。無理やり結婚させようとすれば、政府に反発して爆発テロが起きてしまいます」

「それならば、養子をとりなさい」

「それも無理です。それを実行すれば皆、容姿で養子を選ぶ事になります。その結果、反養子勢力が増えてしまいます」

「それならば、養子選びを抽選にしなさい」

「それは無理です。養子の名前を書く用紙が足りません」

「それならば、ペーパーカンパニーを作りなさい」

「いや～、もうその会社はあるのですが、その会社が作っているのは用紙ではなくトラブルなんですよ」

「オーマイガー！」