とある別れ
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頭をゴシゴシされてる。でもまだ目が開かないからそのままにしてるんだ。なんか気持ち好いし。
そのうち、お腹や背中をマッサージされてる気分で、されるがままにしていると、いつの間にか眠ってしまった。
目が覚めると、いきなり妹が抱きついてきた。やわらかくてあったかくて好い気持ち。しかもペロペロなめてくるし、なんなんだろうね。
僕はお腹が減ったから勝手に食事にするよ。
食べ終わったら、今度は僕が妹を抱きしめてやるんだ。やわらかくてあたたかくて気持ち好いからね。
こうしてダラダラと過ごす毎日は最高だね。
でも、あまり妹にちょっかい出しすぎるとかーちゃんに怒られる。というか、無理矢理僕だけゴシゴシされてしまう。まあそれも気持ち好いけどね。
そんなある日、僕は家族と引き離されて知らないところへ連れて行かれた。観たことのない女の子が僕をなでて言った。
「今日から一緒だよ、ニャンタロウ!」
そのうち、お腹や背中をマッサージされてる気分で、されるがままにしていると、いつの間にか眠ってしまった。
目が覚めると、いきなり妹が抱きついてきた。やわらかくてあったかくて好い気持ち。しかもペロペロなめてくるし、なんなんだろうね。
僕はお腹が減ったから勝手に食事にするよ。
食べ終わったら、今度は僕が妹を抱きしめてやるんだ。やわらかくてあたたかくて気持ち好いからね。
こうしてダラダラと過ごす毎日は最高だね。
でも、あまり妹にちょっかい出しすぎるとかーちゃんに怒られる。というか、無理矢理僕だけゴシゴシされてしまう。まあそれも気持ち好いけどね。
そんなある日、僕は家族と引き離されて知らないところへ連れて行かれた。観たことのない女の子が僕をなでて言った。
「今日から一緒だよ、ニャンタロウ!」
その他
公開:20/04/02 19:00
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猫の舌はブラシのよう
猫の子は最初、目が開かない
とにかくなめる
武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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