Re:Home

高齢故に少しでも住みやすい家に改築して欲しいと祖父が業者に頼むと「それならリフォームよりリホームがお勧めですよ」と提案された。
リホームとは帰ってきたくなる家がモチーフになっている。
居心地の良い祖父母の家は孫達がよく遊びに来てくれる。息子・娘夫婦も安心して子供達を預けられる。
そして「いつかはここに住みたいね」なんて話になってくる。
子供達が帰って来る家。それがRe:Homeだ。
今、多くの一人暮らしの高齢者がリホームを依頼する。孤独死リスクを少しでも下げる為だ。
実際下がっているものだからリホームは国が推奨する高齢者向け住宅工事に認定された。

そのリホームを集客に使えないかと考える商店街があった。
ショッピングモールでは味わえないアットホームな雰囲気を今の若い人達にも感じて貰いたい。
そう願っての事だったが失敗した。
商店街が利益を求め過ぎフォームチェンジしてしまった事が原因である。