四足歩行食虫植物

食虫植物を知っているだろうか？
有名なものでいうと、ウツボカズラやハエトリグサというものがある。虫を捕獲する動き、その奇妙な姿から、観賞用として育てている人もいる。

そんな食虫植物だが、新種が発見された。
まだ決まった名称はないが「四足歩行食虫植物」と呼ばれている。
葉や枝が絡み合い足のようなものができているのだが、面白いことにそれを上手く使い歩行するのだ。

今までにない見た目と、害虫を駆除してくれることから一般的にも育てる人が増えた。
しかし、大きな体の割には一度に虫を食せないため育てるのが難しい。元より、食虫植物は一つを消化するのにかなり時間がかかるものだ。
そのため、買ったはいいものの途中で育てるのをやめてしまう人が多い。

無責任なブームの犠牲となり、四足歩行食虫植物は数を減らしてしまった。
変わったものほど、すぐに見なくなる。
育てるにしても、最後まで責任は必要だろう。