女の国

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「ただ看取って欲しいだけなのに…」A新聞に若い男に多額を騙しとられたという記事。貧しい国から日本に来た若者と、裕福な日本の高齢女性が 結婚して介護をしてもらうことが多い。

ある記事では小太りの中年男の写真。バイオリンが弾けて、料理はプロ並み、学歴はそこそこのこの男は、世の女たちから、イケメンでもないのに女を騙せた醜悪男と話題になっていた。寂しい高齢女性の懐を狙う詐欺師で連続殺人犯だ。
被害女性にはマスコミは概ね同情し、詐欺男を責め立てた。

国は女性たちに、被害防止のため結婚に頼らず福祉を利用することをすすめた。
子どものうちから福祉について議論する教育もした。
マスコミはドラマや情報番組で福祉情報を伝え続けた。
センセーショナルな事件たちは消え、まともな権利擁護についての地道な取り組みをとりあげる報道が増えた。
ファンタジー
公開:20/03/23 16:43
更新:20/04/02 07:46

傘まり( 阪神間 )

最近、ピッピ展に行きました。津田梅子、大塚女子アパートメントの本を読み、女性の学校や住居に興味がわきました。
キューティーブロンド3の公開が待ち遠しい。
アニメのスプーンおばさん、はーいステップじゅんなどを再び観たいです。

ミニコミ・ZINE、海外YAなどを読みたいです。

洋服、夜、広場、自助グループ、家をテーマに書きたいです。

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