醜分の日
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「ヒヒヒ、お客さん。あんた、変わっているね。自分の美しさをみんなにも分けてあげたいだなんて」
「仕方ないじゃないの。私が美しすぎるのが悪いのよ。平等に分けてあげないと皆が私に嫉妬するでしょ」
「本当に良いのかい。あんた、ブサイクになるよ」
「構わないわ」
数ヶ月後
「お嬢様、家の前に暴徒が押し寄せています。どうしましょうか」
「なんでなの、平等に美を分け与えたのに」
「早く出て来い。あんたのせいで彼氏に捨てられたじゃないの」
「私なんか、彼氏に整形疑惑を掛けられているのよ」
「おまえのせいで化粧品が全然売れないじゃないか」
「私は読者モデル、クビになったわ。もっと可愛い子を見つけたからって」
「わ、分かったわよ。みんなを私と同様、ブサイクにすればいいんでしょ」
数日後
「お嬢様、また暴動です」
「えっ、またなの?なんで?」
「仕方ないじゃないの。私が美しすぎるのが悪いのよ。平等に分けてあげないと皆が私に嫉妬するでしょ」
「本当に良いのかい。あんた、ブサイクになるよ」
「構わないわ」
数ヶ月後
「お嬢様、家の前に暴徒が押し寄せています。どうしましょうか」
「なんでなの、平等に美を分け与えたのに」
「早く出て来い。あんたのせいで彼氏に捨てられたじゃないの」
「私なんか、彼氏に整形疑惑を掛けられているのよ」
「おまえのせいで化粧品が全然売れないじゃないか」
「私は読者モデル、クビになったわ。もっと可愛い子を見つけたからって」
「わ、分かったわよ。みんなを私と同様、ブサイクにすればいいんでしょ」
数日後
「お嬢様、また暴動です」
「えっ、またなの?なんで?」
公開:20/03/20 22:45
更新:20/03/20 22:48
更新:20/03/20 22:48
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